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香港最大規模の国際学校グループであるイングリッシュ・スクールズ・ファウンデーション(ESF)の元幼稚園管理者が、入学制度を不正に操作し受験枠を売却した見返りに賄賂を受け取った罪で、懲役25か月の判決を受けました。
有罪判決を受けたのはファティマ・ルムジャーン被告(56歳)です。司法当局の調査によると、同被告は13人の保護者と1人の仲介者から、総額64万香港ドル(約81,700米ドル)を超える賄賂を受領していたとされています。1件あたりの賄賂額は2万香港ドルから20万香港ドルの範囲に及んでいました。
ESFはウー・カイ・シャ・インターナショナル校をはじめ複数の校舎を運営する香港有数の国際教育機関であり、入学競争が極めて激しいことで知られています。今回の事件では、本来の選考基準が恣意的に無視され、経済的に余裕のある一部の家庭が不適切に入学枠を確保していた実態が明らかになりました。
教育機関における公正な選考プロセスへの信頼を大きく損なう事案であり、運営体制の透明性強化やコンプライアンス体制の整備が今後の重要な課題として浮上しています。国際学校を含む教育機関においては、入学難度の高さが保護者の経済的負担を増大させる構造的な問題も指摘されており、教育の機会均等の観点からも引き続き注視が必要です。