元記事公開:
香港特別行政区政府が、ジョン・ツェ・チュンチュン(John Tse Chun-chung)氏を政府情報服務部門(Information Services Department)のトップに昇進させる方針であることが、南華早報(South China Morning Post)の報道で明らかになった。早ければ火曜日にも新職に就任する見通しとなっている。
ツェ氏は1999年に香港警察に入職し、長年にわたりメディア対応の実務経験を積んできた。特に2019年の大規模な社会混乱の時期には、警察報道官として連日の定例記者会見を担当し、その対応ぶりが広く注目を集めた。
2024年からは政府の情報調整官を務めており、警察での経験を土台にパブリックリレーションズ(PR)分野へと活動の幅を広げてきた。今回の人事により、49歳のツェ氏は香港政府の対外発信や広報戦略を統括する中核部署の責任者を担うことになる。
政府情報服務部門は、政府の公式発表や対外的なコミュニケーションを一手に担う組織であり、同部門のトップは政府全体の広報方針に大きな影響力を持つ。警察組織と政府広報の双方で実績を持つ人物の起用は、メディア対応力の強化を図る政府の姿勢を反映したものとみられる。