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香港の衛生保護センター(Centre for Health Protection、CHP)は木曜日、香港国際空港の職員を対象とした麻疹ワクチンの無料接種を金曜日から開始すると発表しました。
今回の措置は、航空機整備スタッフから麻疹の感染者3人が確認されたことへの対応です。CHPは、香港国際空港における麻疹の感染リスクが「比較的高い」との認識を示しています。
香港国際空港は世界各地からの旅行者が日々行き来する国際的な交通拠点であり、感染症の伝播が起こりやすい環境にあります。また、空港で勤務する職員の中には海外出身者も相当数含まれており、幼少期に麻疹ワクチンの定期接種を受けていない可能性が指摘されています。こうした背景が、今回の集団接種プログラム実施の判断につながったものとみられます。
麻疹は空気感染・飛沫感染により広がる感染力の非常に強い疾患であり、免疫を持たない人が感染者と接触した場合の発症率は極めて高いとされています。空港のように不特定多数の人が密集する施設では、一人の感染者から急速に感染が拡大する恐れがあります。
今回の無料接種プログラムは、感染の連鎖を早期に断ち切り、空港利用者および職員の安全を確保するための予防的な取り組みとして位置づけられています。