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AWS、ニュージーランドのデータセンター自社建設を中止し賃借モデルへ転換

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アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が、ニュージーランドにおけるデータセンターの自社建設計画を中止し、約4500万ドル(約70億円)の減損損失を計上していたことが明らかになった。

賃借モデルへの戦略転換

AWSは当初、ニュージーランド国内に自社データセンターを新設する計画を進めていた。しかし昨年、この計画を取りやめ、他のデータセンター事業者から約3億5000万ドル規模のスペース賃借契約を締結したとみられる。自社施設の建設・運営に伴う資本コストや工期の負担を回避し、既存インフラの活用による柔軟かつ迅速な対応を優先した形だ。

ニュージーランド事業自体は堅調

減損計上の一方で、ニュージーランド市場におけるアマゾンの事業収益は好調に推移している。クラウドサービスやオンライン小売への需要拡大が続いており、同市場での存在感は着実に高まっている。

背景にあるクラウド需要の急拡大

世界的にクラウドサービスへの需要が急速に伸びるなか、データセンターの確保は各社にとって喫緊の課題となっている。自社建設には数年単位の時間を要するのに対し、賃借モデルであれば比較的短期間でインフラを確保できる。今回の判断は、市場環境の変化に素早く対応するための実務的な選択といえる。

なお、AWSはアジア太平洋地域で複数のリージョンを運用しており、ニュージーランド向けサービスの提供体制にただちに影響が生じるものではないとみられる。