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BYD、2025年第1四半期の利益が前年比55%減 海外販売拡大で巻き返しへ

中国の電気自動車(EV)大手BYDが発表した2025年第1四半期の決算において、純利益が前年同期比で約55%減少したことが明らかになりました。

中国国内のEV市場では、各メーカーによる激しい価格競争が続いており、BYDもその影響を大きく受けた格好です。販売台数自体は堅調に推移しているものの、値下げ圧力が利益率を圧迫しているとみられます。

一方で、BYDは海外市場への展開を成長戦略の柱に据えています。東南アジアや欧州、中南米など各地域での販売網の整備を進めており、国内市場の収益悪化を海外での売上拡大で補う狙いがあります。

BYDは近年、バッテリー技術やプラグインハイブリッド車(PHEV)のラインナップ拡充で急成長を遂げてきました。しかし、中国政府によるEV補助金の段階的縮小や、国内メーカー間の消耗戦ともいえる値引き合戦が、業界全体の収益構造に影を落としています。

今後は、海外展開の進捗や各国の通商政策の動向が、BYDの業績回復を左右する重要な要素となりそうです。欧州連合(EU)が中国製EVに対する追加関税を検討する動きもあり、海外戦略が計画通りに進むかどうかは不透明な部分も残ります。

編集部では、中国EV市場の競争環境や主要メーカーの経営戦略について、引き続き注視してまいります。