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EU、モンテネグロとの加盟条約草案作成を開始へ

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欧州連合(EU)の加盟国は4月22日、バルカン半島の国モンテネグロとの加盟条約の草案作成を開始することをブリュッセルで決定しました。モンテネグロがEU加盟を目指す長年のプロセスにおいて、新たな段階に入ることを意味します。

EUとモンテネグロの加盟交渉は長期にわたって進められてきました。今回の決定は、モンテネグロがEUの求める基準への適合に向けて大きな進展を遂げたことを示すものとみられます。加盟条約の草案作成は、正式な加盟に向けた手続きのなかでも重要な節目にあたります。

モンテネグロはセルビアと並び、旧ユーゴスラビア地域からEU加盟を目指す国の一つです。加盟にあたっては、政治体制や経済構造の民主化・近代化に向けた改革が前提条件として求められており、EUが今回の決定に至ったことは、同国の改革努力を一定程度評価した結果と考えられます。

今後は、EU加盟国による条約草案の検討やモンテネグロとの詳細な交渉、さらに各国での国内批准手続きなど、複数の段階を経る必要があります。EUの拡大方針においてバルカン地域の安定化と統合は戦略的に重要な位置づけにあり、モンテネグロの加盟実現は地域全体の統合を促進するうえで大きな意義を持つものと考えられています。