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ブリュッセルで4月16日、欧州委員会のウルスラ・フォンデアライエン委員長は、北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長と会談し、今後数週間にわたりEUとNATOの関係強化に向けて協力していくことで合意したと述べた。
EUとNATOは防衛・安全保障分野で緊密な関係を築いており、これまでもウクライナ支援をはじめとする各種の取り組みで連携してきた経緯がある。今回のフォンデアライエン委員長の発言は、こうした連携を一段と深める意向を示したものとみられる。
声明の詳細な内容については現時点で明らかになっていないが、両機関の関係強化の背景には、ロシアによる脅威への対応を念頭に置いた欧州の防衛体制の底上げがあると考えられる。欧州域内では、米国との防衛関係の在り方や、防衛産業の強化に関する議論が活発化しており、こうした情勢下での合意となった。
両組織は今後も、戦略的な協力の枠組みについて継続的に検討を進める予定としている。具体的な協議事項や合意内容の公表時期は示されていないが、欧州の安全保障環境の変化を踏まえ、両者の連携のあり方が改めて注目されそうだ。