元記事公開:
トランプ(Donald Trump)大統領がFRB議長に指名したケビン・ワーシュ(Kevin Warsh)氏は、上院銀行委員会の指名確認公聴会に臨み、米連邦準備制度理事会(FRB)における「体制転換」の必要性を訴えました。
公聴会でワーシュ氏は、インフレ抑制に向けた新たなアプローチとともに、FRB幹部の発言方針に関する改革案を提示しました。具体的には、FRB幹部が金融政策の方向性について過度に発言することを抑制する仕組みの導入を提案しています。現在のFRBは金融政策の透明性と市場との対話を重視しており、同氏の提案はこれとは異なる方針として注目されています。
ただし、ワーシュ氏の指名承認には不透明な部分も残っています。公聴会では、共和党のトム・ティリス(Thom Tillis)上院議員が与えられた持ち時間のすべてを使い、同氏への投票を支持しない理由を説明したと報じられています。与党内からも慎重な声が上がっていることは、承認手続きの行方に影響を及ぼす可能性があります。
インフレ抑制に向けた具体的な政策の内容や、発言方針改革の実施方法については、今後の上院での審議を通じて明らかになる見通しです。ワーシュ氏の指名が承認されるかどうかは、こうした改革案に対する上院議員らの判断に委ねられています。