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G7(主要7か国)の非拡散担当者グループは、核不拡散条約(NPT)への支持を改めて表明するとともに、ロシアと中国による核兵器の急速な増強に対する懸念を示す声明を発表した。フランス外務省のウェブサイトで公開された同声明では、「中国とロシアによる核兵器の著しい増強および近代化について懸念している」と明記されている。
本声明は、イギリス、カナダ、フランス、ドイツを含むG7各国の外交官で構成される非拡散担当者グループによるもので、国際的な核兵器拡散を防ぐための重要な枠組みであるNPTの原則を堅持する姿勢が強調された。核兵器保有国と非保有国が合意してきた軍縮・不拡散の原則が引き続き有効であることを改めて確認する内容となっている。
G7がこうした声明を発表した背景には、ウクライナ情勢の緊迫化やインド太平洋地域における地政学的な緊張の高まりがあるとみられる。ロシアと中国による核戦力の増強・近代化は、国際的な安全保障環境に対する直接的な脅威と受け止められており、既存の不拡散体制の有効性を損なう可能性があるとの危惧が広がっている。
G7が核不拡散の重要性を改めて強調したことは、多国間協調による安全保障体制の維持を目指す姿勢の表れといえる。今後、国際社会がロシアと中国の核兵器開発の動向にどのように対応していくのか、核不拡散体制の実効性をめぐる議論がさらに深まるものと予想される。