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米国の移民税関捜査局(ICE)の身柄拘束中に、2025会計年度に入ってから29人が死亡したことが、政府データに基づく統計で明らかになりました。米国の会計年度が始まる10月以降の死亡者数としては、2004年に記録された28人を上回り、過去最多となります。
2004年の記録がおよそ20年にわたって保持されていたことを踏まえると、今回の更新は近年における急速な増加傾向を示唆するものといえます。ICEはトランプ政権のもとで移民取り締まりの強化を進めてきたとされており、今回の統計は当該期間における移民管理体制の実態を映し出したものと考えられます。
死亡の具体的な原因については現時点で詳細が公表されていませんが、拘束施設における医療提供体制や衛生環境をめぐっては、以前から改善を求める声が上がっていました。移民の権利擁護団体や人権団体の間では、拘束施設の運営状況に対する懸念がさらに高まる可能性が指摘されています。
今後、死亡事例の個別調査や拘束施設の運営改善に向けた議論が進むかどうかが注目されます。