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アフリカ複数国が台湾指導者の領空通過許可を撤回 米国は中国の関与を指摘

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セイシェル、モーリシャス、マダガスカルの3か国が、台湾の頼清徳(ライ・チンテ、William Lai Ching-te)総統がエスワティニを訪問するために使用する航空機の領空通過許可を一方的に取り消していたことが明らかになった。台湾側が今週発表した。

エスワティニはアフリカにおいて台湾と正式な外交関係を維持するほぼ唯一の国であり、頼総統の同国訪問は外交上の重要な意味を持つ。今回の許可撤回により、訪問に向けた航空ルートの確保が困難になる可能性がある。

米国務省は水曜日、この措置について「複数のアフリカ諸国が中国からの指示を受けて許可を取り消した」との懸念を表明した。国際民間航空機関(ICAO)の規則では、各国が政治的理由により他国の航空機の通過を恣意的に拒否することは想定されておらず、米国側は国際民間航空制度の悪用にあたるとの認識を示している。

中国は台湾を自国の領土の一部と主張しており、台湾と外交関係を持つ国々に対して関係の見直しを求める圧力を長年にわたって続けてきた。台湾が正式な外交関係を維持する国は現在十数か国にとどまっており、近年も断交が相次いでいる。

今回の事案は、国際航空における通過の自由と各国の航空主権との均衡、そして大国間の政治的対立が民間航空の運用に影響を及ぼしうるという課題を改めて浮き彫りにしている。