イランの最高交渉官モハンマド・バギャール・ガリバフ(Mohammad Bagher Ghalibaf)氏は、米国との交渉において「進展」があったとの認識を示しました。一方で、両者の間にはなお「大きな距離」が存在するとも述べており、合意に至るまでの道のりが容易ではないことを示唆しています。
イランは4月19日(土曜日)、ホルムズ海峡を再び閉鎖する措置を講じました。ホルムズ海峡は世界の石油輸送量のおよそ3分の1が通過する、戦略的に極めて重要な海上航路です。今回の閉鎖は、交渉と並行して国際社会に対する圧力を維持する意図があるとみられ、国際的なエネルギー市場や各国の経済に深刻な影響を及ぼす可能性が指摘されています。
イランと米国の関係は、核合意をめぐる対立や中東地域における紛争など、複雑かつ深刻な課題を背景に長期にわたる緊張状態が続いています。今回の交渉は、こうした緊張の緩和を目指す重要な外交的試みと位置づけられています。
両国が依然として大きな立場の相違を抱えるなか、交渉が継続されている点は注目に値します。ホルムズ海峡の閉鎖がエネルギー供給に与える影響とあわせ、今後の推移を引き続き注視してまいります。