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サムスン・バイオロジクス、創業以来初のストライキに直面

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韓国サムスングループ傘下のバイオテック企業サムスン・バイオロジクス(Samsung Biologics)が、創業15年の歴史で初となる全面ストライキに直面している。労働組合が金曜日に開始した5日間の就業停止は日曜日で3日目を迎え、賃金交渉をめぐる労使の対立が長期化の様相を見せている。

労使双方の主張に大きな隔たり

労働組合側は、平均賃金の14%引き上げを要求している。加えて、従業員1人あたり3,000万ウォン(約2万400ドル)の一時金支給と、営業利益の20%をボーナスとして配分することも求めている。

これに対し、経営側が提示しているのは6.2%の賃上げ案にとどまっており、両者の間には依然として大きな隔たりがある。

バイオテック業界の人材競争が背景に

今回のストライキの背景には、グローバルなバイオテック業界における人材確保の競争激化があるとみられる。サムスン・バイオロジクスはバイオ医薬品の受託製造で世界有数の規模を持つ企業であり、同社での賃金引き上げ要求は、業界全体における処遇改善へのニーズの高さを映し出しているといえる。

ストライキが長引いた場合、受託製造の納期や取引先への供給に影響が及ぶ可能性も指摘されている。今後の交渉の行方は、韓国の企業労務管理のあり方や、バイオテック産業における生産体制の安定性を占う重要な指標となりそうだ。