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スペインの極右政党ボックス(Vox)と主流派の保守野党・国民党(PP)は4月17日、南西部エストレマドゥーラ州での連立政権樹立について予備合意に達した。極右政党と保守主流派による地域レベルでの本格的な連立合意はスペインで初めてとなる。
背景
スペインでは現在、社会労働党(PSOE)が与党として政権を担っている。一方、右派勢力の結集が加速しており、ボックスと国民党は今回の合意を含め、計3つの地域で連立交渉を並行して進めている。今回のエストレマドゥーラ州での合意は、その最初の具体的な成果にあたる。
これまでスペインの主流派政党は、極右勢力との本格的な連携に対して慎重な姿勢をとってきた。今回の合意は、国民党が右派同盟の形成に向けて戦略的な転換を図った可能性を示すものとして注目されている。
今後の焦点
右派連立が地域レベルで実際に政権運営を担うことで、次の総選挙に向けた右派同盟の統治能力や組織力が問われることになる。残る2つの地域での協議がどのように進むか、またその結果が総選挙にどのような影響を及ぼすかが今後の焦点となる。
スペインの政治構図に変化をもたらしうる動きとして、引き続き状況を注視していく。