BREAKING

スーダン人作家の強制送還に人権団体13機関が非難声明、調査を要求

元記事公開:

スーダンとエジプトの人権団体13機関は、スーダン人作家イドリス・バビカー(Idris Babiker)氏がエジプトから強制送還されたことを非難する共同声明を発表した。声明はカイロで公表された。

各団体は声明のなかで、バビカー氏がエジプト当局による拘禁中に「過酷で非人道的な拘禁条件」にさらされたと報告されている点について深い懸念を表明している。そのうえで、強制送還に至った経緯および拘禁中の処遇に関する独立した調査の実施を求めた。

バビカー氏は作家として活動していたとされるが、強制送還の具体的な理由について声明では明示されていない。人権団体側は、送還手続きの透明性を確保するとともに、同氏の身体的・精神的な安全が確認されるよう関係当局に働きかけている。

スーダンでは2019年以降、政治的混乱と武力紛争が続いており、同国民の庇護や難民の受け入れは周辺地域にとって大きな課題となっている。今回の共同声明は、中東・北アフリカ地域における難民保護と表現の自由をめぐる国際的な関心の高まりを反映したものといえる。

編集部では引き続き、関係当局の対応や国際社会の動向を注視していく。