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センザンコウ(英名:Pangolin)の鱗の密売を仲介したとして、ベトナム人男性2名に実刑判決が言い渡された。絶滅の危機に瀕する希少動物の違法取引を巡り、国際的な関心が改めて高まっている。
報道によると、2名はアフリカ産センザンコウの鱗およそ900キログラム(約2,000ポンド)の密売取引を仲介し、中国市場への流通を図った疑いが持たれていた。保全活動家からは、密売の抑止につながる判決として歓迎する声が上がっている。
センザンコウは、その肉や鱗が一部の伝統医学などで珍重されることから、長年にわたり密猟の標的となってきた。今回押収された鱗の量から推察すると、背後には組織的な密売ネットワークが存在する可能性が高い。アフリカおよびアジアの森林や丘陵地帯に生息するセンザンコウの個体数は、深刻な水準にまで減少しているとされる。
保全活動家の推定では、過去10年間でおよそ100万個体のセンザンコウが違法に取引されたとみられている。センザンコウは世界で最も違法取引の被害が大きい哺乳類の一つとも指摘されており、国際的な取り締まり体制の強化が急務となっている。
今回の判決が、センザンコウ保護に向けた各国の連携や法執行の強化にどのような影響を与えるか、今後の動向が注目される。