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米ノースカロライナ州選出のトム・ティリス(Tillis)共和党上院議員は、トランプ(Trump)大統領が次期FRB(連邦準備制度理事会)議長に指名したケビン・ウォーシュ(Warsh)氏について、上院での確認手続きを進める準備ができていると表明しました。
ティリス議員はこれまでウォーシュ氏の指名に対し慎重な姿勢を示していましたが、今回NBCニュースのインタビューで方針転換を明らかにしました。背景には、トランプ政権が現FRB議長ジェローム・パウエル(Powell)氏に対して進めていた連邦刑事捜査を終了したことがあるとみられています。
FRB議長の人事には上院の承認が必要であり、共和党の有力議員であるティリス議員が支持に転じたことは、指名承認に向けた重要な進展といえます。ただし、パウエル氏への捜査終了がなぜティリス議員の立場を変える要因となったのかについて、具体的な説明は示されていません。
米国ではFRB議長候補の人事が政治的議論の対象となることは珍しくありませんが、今回のケースでは現職議長への刑事捜査という異例の事態が絡んでおり、複雑な政治的背景がうかがえます。ウォーシュ氏の指名承認に向けた今後の上院での審議の行方が注目されます。