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ノーベル平和賞モハマディ氏、相次ぐ心臓発作で危篤の懸念

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イランの人権活動家で2023年のノーベル平和賞を受賞したナルゲス・モハマディ氏が、深刻な健康状態にあると伝えられている。支援者によれば、心臓疾患を抱える同氏は3月24日と5月1日に相次いで心筋梗塞の疑いがある発作を起こし、「生と死の間」にあると表現されている。

モハマディ氏は、イラン国内で女性の権利や民主的自由の確保を求めて長年活動してきた著名な人権活動家として知られる。2023年のノーベル平和賞は「イランの女性と民主主義、人権のための闘い」への貢献に対して授与された。政治活動をめぐり過去に複数回の逮捕・投獄を経験しているとされ、長期にわたる拘禁が健康に影響を与えてきたとの指摘もある。

相次ぐ発作の背景には、拘禁環境や継続的な監視下に置かれてきた厳しい状況があるとみられる。現時点で詳細な健康状態に関する公式発表は確認されていないが、国内外の人権団体や支援者は、適切な医療へのアクセスを求める声を強めている。

ノーベル賞受賞者の健康危機は、イランの政治体制下に置かれた人権活動家の現状を象徴する事案として、国際社会の関心を集めている。各国政府や国際機関がどのような対応を取るかが、今後の焦点となりそうだ。