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ブラジルの金融大手BTGパクチュアルとシンクタンク・ネクサスが4月27日に発表した世論調査によると、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ(Luiz Inácio Lula da Silva)大統領とフラビオ・ボルソナロ(Flávio Bolsonaro)上院議員が、今年の大統領選挙の決選投票を想定した支持率において統計的に同点であることがわかった。
今回の調査は、複数の候補者が争う本選挙の後に上位2名による決選投票が実施されるシナリオを想定し、有権者の投票意向をシミュレートしたものである。結果は、ルラ大統領が現職として有する支持基盤と、ボルソナロ上院議員を支持する層が拮抗していることを示唆している。
フラビオ・ボルソナロ上院議員は、前大統領ジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)氏の長男にあたる。前大統領は2022年の選挙敗北後も保守層に強い影響力を持っており、同家の政治的存在感が引き続き大きいことがうかがえる。
ブラジルの大統領選挙は、第1回投票でいずれの候補も有効投票の過半数を獲得できなかった場合に上位2名による決選投票が行われる仕組みとなっている。今回の選挙にも複数の有力候補が立候補する見通しで、各陣営の候補者選定や政策の打ち出し次第では支持率が大きく変動する可能性がある。
今後の選挙戦の展開や各候補の動向について、引き続き注視していく。