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ベネズエラの野党指導者マリア・コリーナ・マチャド(Maria Corina Machado)氏は4月18日、スペイン訪問中にペドロ・サンチェス首相との会談が実現しなかった経緯について声明を発表した。サンチェス首相が同時期にバルセロナで進歩的な左翼指導者らを集めた政治サミットを主催しており、日程の調整が困難だったことを理由に挙げている。
マチャド氏はマドリードから発表した声明の中で、会談見送りの背景としてスペイン側の多忙な日程を説明した。サンチェス首相が主催したサミットには各国の進歩的・左翼的立場の指導者が参加する予定であり、スペイン政府にとって優先度の高い行事であったとみられる。結果として、二国間の会談よりもサミット開催が優先される形となった。
ベネズエラでは2024年の大統領選をめぐり政治的緊張が続いており、マチャド氏は野党勢力を代表する有力な指導者として知られている。今回のスペイン訪問は、国際社会への働きかけを強めるエンゲージメント戦略の一環と位置づけられる。欧州各国との対話を通じて、ベネズエラの民主化に向けた国際的な支持を広げる狙いがあるとみられる。
会談は実現しなかったものの、マチャド氏のスペイン訪問自体がベネズエラ情勢への国際的関心の高さを改めて示すものとなった。今後、欧州諸国との対話の機会がどのように模索されるか注目される。