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マレーシア南部ジョホールバル(Johor Bahru)の旧市街地区タマンペランギ(Taman Pelangi)で、不動産の地価が急上昇している。背景にあるのは、2027年1月に開通が予定されている高速鉄道システム「ラピッドトランジットシステムリンク(RTS Link)」だ。
RTSリンクは、ジョホールバルと隣国シンガポールの国境付近を結ぶ次世代交通インフラである。開通により地域へのアクセスが大幅に改善される見通しで、複数の不動産アナリストがタマンペランギ周辺の地価上昇傾向を指摘している。
タマンペランギはかつてジョホールバルの主要な商業地域として栄えたが、近年は活力を失い、存在感が薄れていた。しかしRTSリンクの開通が近づくにつれ、不動産開発業者や投資家の関心が急速に高まっている。高密度開発の動きも活発化しており、多くの再開発プロジェクトが計画・実行される見込みだ。
アナリストらによれば、タマンペランギでの土地価格の上昇は、ジョホールバル州都全体における商業環境の大規模な転換の一部を反映しているという。新たな交通インフラの整備が、衰退した地区に再び投資を呼び込む契機となっている格好だ。
こうした地価上昇と再開発の動きは、マレーシア南部経済の活性化とあわせ、都市機能の刷新を示唆するものとして注目されている。2027年の開通に向け、同地区の変貌がどのように進むか、引き続き動向が注視される。