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ロシア南部クラスノダール地方に位置するトゥアプセ(Tuapse)港が、ウクライナの無人機(ドローン)による攻撃を受けた。地元当局によれば、この攻撃で子ども2人が死亡したと伝えられている。ロシア国防省は同日夜間に、領空内で207機のウクライナ製無人機を迎撃したと発表した。
トゥアプセ港は黒海沿岸に位置する主要な輸送・物流拠点であり、石油関連施設を擁する戦略的要衝として知られている。ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、ウクライナ側による攻撃の対象になっているとみられ、今回の事案は長距離無人機を用いた攻撃がロシア領土深部にまで及んでいる現状を改めて示すものとなった。
ロシア国防省が発表した迎撃数「207機」という規模が事実であれば、一晩の無人機攻撃としては相当な規模と考えられる。ただし、編集部が確認した限り、ウクライナ側からこの数字に関する公式の発表は現時点で出ていない。
民間人の被害をめぐっては、ウクライナ側が軍事施設を標的とした攻撃であると説明する一方、ロシア側は子どもの死亡を含む民間被害の責任をウクライナ側に帰しており、双方の主張は対立している。攻撃の経緯や被害の全容については、引き続き双方の発表や現地報道を注視する必要がある。