三菱地所が、シンガポールで家具付き住宅(ファーニッシュド・ハウジング)を提供する事業者を買収したことが明らかになりました。日経アジアが報じています。
家具付き住宅とは、家具や家電があらかじめ備え付けられた賃貸住宅のことで、海外駐在員や長期出張者などを主な顧客層としています。シンガポールは東南アジアの金融・ビジネスの中心地であり、世界各国から多くのビジネスパーソンが集まることから、こうしたサービスへの需要が高い地域として知られています。
三菱地所は近年、国内市場の成熟を見据え、海外不動産事業の拡大を経営戦略の柱のひとつに据えています。これまでも欧米やアジア各地で不動産開発・投資を進めてきましたが、今回の買収により、東南アジアにおける住宅関連サービス分野への本格的な参入を果たす形となります。
成長が続くアジア太平洋地域の不動産市場において、日本の大手デベロッパーによる海外企業の買収は今後も増加する可能性があります。
※本記事は公開情報に基づいて作成しています。買収先の企業名や取引金額など、詳細な情報については元記事をご参照ください。