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中国、ブラジルとの債券市場「コネクト」スキームを開設——新興市場間では初の試み

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中国がブラジルとの債券市場「コネクト」スキームの開設を発表しました。複数の中国メディアが報じたもので、新興市場間における初めての金融市場連携の取り組みとなります。

「コネクト」スキームとは、中国国内の債券市場や株式市場と海外市場を直結する仕組みです。このスキームを通じて、投資家は個別の許可取得や資本移動規制の一部適用を受けずに、双方の取引所でより自由に取引できるようになるとみられています。

中国はこれまで、香港やロンドンなど3つの大陸にまたがる少なくとも5つのオフショア資本市場「コネクト」スキームを運営してきました。今回のブラジルとのスキーム開設は、アジア太平洋地域を超えた新興市場との経済的な結びつきを強化する動きとして注目されます。

ブラジルは中南米最大の経済規模を持ち、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の一角を占める主要新興国です。両国間の金融インフラが整備されることで、資本移動の円滑化や投資機会の拡大が期待されます。

一方で、こうした市場連携の拡大は、国際金融秩序における中国の存在感をさらに高めるものであり、既存の金融ハブとの関係にも影響を及ぼす可能性があります。今後の制度設計や運用の詳細について、引き続き注視していく必要があるでしょう。