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中国の王毅(ワン・イー)外相は、東南アジア歴訪の最終日となる4月26日、ミャンマーのミン・アウン・フライン大統領と会談を行った。王外相は会談の中で、中国がミャンマーの国家主権・安全保障・領土保全の維持を確固として支持する立場を改めて表明した。
ミャンマーは2021年の軍事クーデター以降、欧米諸国による経済制裁などを受け、国際的な孤立が続いている。今回の会談で中国が明示的な支持を打ち出した背景には、ミャンマー側が多国間の枠組みへの関与を強め、国際社会での立場改善を模索していることがあるとみられる。
王外相は、2026年がミャンマーの新政権にとって初年度にあたることに触れ、両国が関係を深める好機であるとの認識を示したとされる。また、東南アジア全域で深刻化している通信スパム詐欺の問題についても協議が行われ、国境を越えた詐欺グループの撲滅に向けて両国が連携して対策にあたる方針が確認された。
中国はミャンマーにとって最大の隣国であり、主要な経済パートナーでもある。中国からの投資や援助はミャンマー経済を支える重要な要素となっており、今回の支持表明を通じて、国際的な承認の獲得と経済的支援の両面でミャンマーと中国の協力関係が一層強まる見通しである。