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中国大手自動車メーカー各社が減益、政府の購入奨励金縮小が影響

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中国の自動車業界で、大手メーカー各社の業績悪化が相次いでいる。

杭州に本社を置くギーリー・オートモーティブ・ホールディングス(Geely Automobile Holdings)は、2025年1〜3月期の純利益が前年同期比27%減の41億7,000万元(約6億1,000万ドル)にとどまったと発表した。ギーリーはBYD(比亜迪)に次ぐ中国第2位の自動車メーカーであり、昨年は上場企業のなかでも有数の利益を計上していた。

しかし同時期には、チェリー・オートモーティブ(Chery Automobile)やBYDといった他の大手メーカーも、いずれも2桁台の利益減少を報告している。各社に共通する要因として指摘されているのが、中国政府による購入奨励金の縮小である。電気自動車(EV)の普及促進を目的とした補助金が段階的に削減されたことで、市場全体の購買意欲が低下しているとみられる。

中国の自動車市場では近年、EVシフトの加速を背景に激しい価格競争が続いてきた。補助金による下支えがあった時期には各社とも販売台数を伸ばしていたが、その支援が細るなかで収益性の確保が難しくなっている構図が浮き彫りになった。

かつて好況を謳歌していた大手メーカー各社がそろって減益となったことは、中国の自動車産業が構造的な転換期を迎えていることを示している。今後、各社がどのような戦略で収益回復を図るのか、その動向が注目される。