BREAKING

中国本土の超富裕層が12万人超に増加、一方で世界シェアは低下傾向

元記事公開:

不動産コンサルティング大手ナイト・フランク(Knight Frank)が公表した調査によると、中国本土における超富裕層(資産3,000万ドル以上)の人口は過去5年間で23%増加し、121,677人に達した。2031年までにはさらに18.8%の増加が見込まれ、144,602人に上ると予測されている。

一方で、世界全体の超富裕層に占める中国本土のシェアは今年17%へとやや低下しており、2031年には15%まで縮小する見通しである。この背景には、米国をはじめとする他地域での急速な富の創出があるとみられる。中国本土の超富裕層が絶対数では増加を続けているにもかかわらず、相対的な存在感が薄れつつある構図といえる。

また、香港については中国本土を上回る成長速度が期待されており、超富裕層の数が加速度的に増加するとの見方が示されている。

こうした動向は、世界的な富の創出が特定の地域に集中するのではなく、多極化の方向に進んでいることを示唆するものである。各地域における経済的な力関係は引き続き変化しており、今後の推移が注目される。