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南アフリカのガウテン(Gauteng)州保健部門は、同州においてマラリア症例が増加しているとして、住民に対する注意喚起の警報を発令した。南アフリカ伝染病国立研究所(NICD)の情報として報じられている。
ガウテン州はヨハネスブルグをはじめとする主要都市を擁し、南アフリカの経済的中心地として知られる地域である。今回確認された症例の大部分は、マラリアの感染リスクが高い国や地域からの旅行者・移動者によって持ち込まれた輸入例であるとみられている。
マラリアは蚊を媒介として感染する疾患であり、流行地域から都市部への人の移動に伴い、通常は低リスクとされる地域にも症例が流入することがある。ガウテン州は国内でも医療体制が比較的整備されているものの、輸入例の増加が域内での感染拡大につながる可能性があるとして、州保健当局は警戒を強めている。
マラリアは早期に適切な治療を受ければ対応可能な疾患であるため、当局は発熱や倦怠感など疑わしい症状が現れた場合には速やかに医療機関を受診するよう呼びかけている。特に、マラリア流行地域への渡航歴がある場合には注意が必要とされる。