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ローマ教皇レオ(Pope Leo)は16日、アフリカツアーの一環としてアンゴラへ向かう機上で記者団に対し声明を発表し、米国のドナルド・トランプ大統領との間で取り沙汰されている緊張関係の緩和に動いた。
教皇は英語で記者団に説明を行い、自身の発言に関する一連の報道について「あらゆる側面で正確であったとは言えない」と指摘した。焦点となっているのは、ツアー3番目の訪問先であるアンゴラに先立ち、2日前にカメルーンで行った演説である。この演説の中で教皇は、世界が「少数の独裁者に支配されている」と述べており、一部の報道機関がこの発言をトランプ大統領への批判と解釈していた。
これに対し教皇は、当該発言が特定の指導者を標的としたものではないと明確に否定した。米国出身として初のローマ教皇である教皇レオにとって、母国の大統領との関係は注目を集めやすく、報道が過度に解釈された可能性がある。
両者の間には、過去にも政策面での意見の相違が指摘されてきた経緯がある。しかし今回の教皇の対応は、対立を深めるのではなく建設的な対話の余地を残そうとする姿勢を示したものと受け止められている。
教皇のアフリカツアーは計10日間の日程で進行中であり、今後の訪問先での発言にも引き続き関心が寄せられる見通しである。