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米上院軍事委員会戦略的力小委員会の委員長を務めるデブ・フィッシャー(Deb Fischer)上院議員(共和党・ネブラスカ州)が、核軍縮交渉に中国の関与が不可欠であるとの見解を示しました。
フィッシャー議員は月曜日の発言で、「ロシアと中国の双方に対して検証可能で説明責任のある条約を構築し、その履行を確保する必要がある」と述べています。同議員は米国の戦略的抑止力を監督する立場にあり、核政策に関して大きな影響力を持つ人物です。
同議員はあわせて、米国自身が核戦力の現代化を加速させる重要性にも言及しました。爆撃機の配備増加を含む軍事力の強化が必要であるとの認識を示しています。
背景
米国はこれまで、主にロシアとの二国間で核軍縮条約を締結してきました。しかし近年、中国の核戦力が急速に拡大しているとの分析が相次いでおり、国際社会の懸念が高まっています。中国はこれまで同様の多国間枠組みへの参加には消極的な姿勢を示してきたとされます。
今回の発言は、従来の米露二国間の枠組みから、中国を含めた三国間の軍縮交渉へと米国の核政策が転換しつつある可能性を示唆するものとして注目されます。核をめぐる国際的な安全保障環境が複雑化するなか、多国間での実効性ある軍縮の枠組みをどのように構築していくかが、今後の重要な課題となりそうです。