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米下院議長、イランとの「戦争状態」を否定——議会承認は不要との立場示す

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米国のマイク・ジョンソン(Mike Johnson)下院議長は、トランプ(Trump)政権が進めるイラン関連の軍事作戦をめぐり、米国は現在「戦争状態にない」との認識を示した。あわせて、議会による事前承認は必要ないとの立場を明らかにしている。

ジョンソン議長は記者団に対し、「現在、アクティブな爆撃やミサイル発射、その他の軍事行動は行われていない」と説明した。米国憲法では正式な宣戦布告の権限を議会に付与しているが、大統領が行使できる軍事行動の範囲については長年にわたり解釈が分かれている。今回の発言は、限定的な軍事活動であれば大統領権限の範囲内で実施可能だとする従来の共和党側の立場を改めて示したものといえる。

一方、野党・民主党の一部議員からは、議会の戦争権限が形骸化しているとの批判が根強い。イラン関連の軍事活動が拡大した場合に備え、議会としての関与を求める声は今後も続く見通しである。

なお、イラン政策をめぐっては核問題の交渉や制裁措置など複数の懸案が並行しており、今後の展開によっては議会での議論が再燃する可能性も指摘されている。