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米EU、重要鉱物の新パートナーシップ締結 中国依存の軽減を目指す

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米国と欧州連合(EU)は、重要鉱物の生産・確保に向けた新たなパートナーシップに合意しました。西側同盟国が重要鉱物のサプライチェーンにおける中国依存を軽減する取り組みとして注目されています。

マルコ・ルビオ(Marco Rubio)米国務長官とマロシュ・シェフチョヴィチ(Maroš Šefčovič)EU通商担当委員が、重要鉱物の生産・確保に関する了解覚書(MOU)に署名しました。現段階では予備的な合意ですが、米EU間の関係強化を示す重要な一歩といえます。ルビオ長官は発言の中で中国を直接名指ししなかったものの、このパートナーシップには西側民主主義国家の結束を強化する意図が反映されているとみられます。

重要鉱物は、半導体やバッテリー、防衛システムなど先端製造業に不可欠な資源です。レアアースや銅、リチウムをはじめとするこれらの鉱物について、採掘から精製に至るまで中国がグローバルサプライチェーンで圧倒的な地位を長年にわたり占めてきました。こうした状況は米国・EU双方にとって地政学的なリスクとなっており、戦略的競争が激化するなかで依存体制からの脱却が急務と認識されています。

今回の協力協定を通じて、両者は重要鉱物の安定供給源の確保、採掘・精製技術の共同開発、リサイクルの推進などで連携を深める見通しです。サプライチェーン全体の透明性強化も目指すとみられます。テクノロジー産業やエネルギー転換に欠かせない資源の確保戦略として、地政学的緊張が高まる国際環境における重要な施策となりそうです。