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英スターマー首相、大使人事めぐり議会で厳しい追及へ
英国のキア・スターマー(Keir Starmer)首相が、駐米大使の人事をめぐって厳しい局面を迎えている。任命が予定されていたピーター・マンデルソン(Peter Mandelson)元外相が、セキュリティチェック(安全保障上の身元審査)に不合格となっていたことが判明し、議会内外で波紋が広がっている。
経緯
マンデルソン氏は1990年代から2000年代初頭にかけて英労働党の中枢で活躍した政治家であり、スターマー首相は同氏を英国にとって最も重要な外交ポストのひとつである駐米大使に起用する方針を示していた。しかし、マンデルソン氏には過去にジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)氏との交友関係が指摘されており、今回のセキュリティチェック不合格という異例の事態を受けて、任命の適切性そのものが問われる状況となっている。
首相の対応と閣内の動き
スターマー首相はこの問題について「激怒している」と表明した。内閣の上級閣僚らは日曜日の時点で首相を支持する姿勢を示したものの、野党側からの批判は収まっておらず、与党内にも動揺が見られるとの指摘がある。
今後の焦点
月曜日に予定されている議会での質疑応答が当面の焦点となる。首相がこの人事判断についてどのような説明を行い、議会の理解を得られるかが注目される。人事の見直しに踏み切るのか、あるいは任命を維持する姿勢を貫くのか、スターマー首相の指導力が試される場面となりそうだ。
(出典:英国議会・主要メディア各社の報道に基づく)