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オーストラリアで、スクールバスの後部ドアに腕とスクールバッグを挟まれた少年が、走行中のバスに約350メートルにわたって引きずられる事故が発生しました。英国放送協会(BBC)が報じています。
報道によると、少年がバスから降りようとした際、後部ドアが正常に閉じきらず、腕とスクールバッグが挟まれたままバスが発車したとみられます。公開された映像には、少年がバスの側面に宙づりの状態で、かなりの距離を引きずられる様子が記録されていました。
幸いにも、少年はその後バスから離れることができ、医療機関での診察でもけがは確認されなかったとのことです。約350メートルという距離を引きずられながら無傷であったことは、重大な事故に至らなかった点で不幸中の幸いといえます。
今回の事故は、公共交通機関における安全管理のあり方をあらためて問いかけるものです。バスの乗降ドアには通常、障害物を検知して閉扉を停止する安全装置が備わっていますが、何らかの原因でこの機能が正常に作動しなかった可能性があります。乗客の安全を確保するうえで、乗降ドアをはじめとする安全装置の定期的な点検・保守が欠かせないことを、この事故はあらためて示しています。