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韓国保健福祉部(Ministry of Health and Welfare)は、児童福祉行政に関わる政府書式から「婚外子」という用語を削除する方針を決定した。同部は施行令および規則の改正案について事前通知を発表し、公式な言語表現の見直しを進めている。
韓国社会では近年、家族の在り方や出生をめぐる意識が大きく変化してきた。従来、婚外での出生を指す法律用語や行政上の表現には、社会的な偏見を反映したものが少なくなかった。多様な家族形態が増えるなかで、行政が用いる言葉についても中立的かつ包括的な表現への転換が求められていた。今回の決定は、こうした社会の変化に応じたものといえる。
改正案には用語の削除にとどまらず、児童虐待および虐待に関連する死亡事案への対応強化も盛り込まれている。虐待の疑いに対するより迅速な調査体制の整備や、事件の早期発見・予防措置の充実が想定されており、児童の権利保護と安全確保をより実効的に進める狙いがある。
保健福祉部は事前通知を通じて広く意見を募ったうえで、改正手続きを進める方針である。