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韓国軍、採用ポスターを撤去──手の形が「男性嫌悪」ジェスチャーと指摘

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韓国軍は、新たに公開した採用ポスターを撤去した。ポスターに掲載されていた戦闘服姿の女性兵士の写真において、手の形が韓国社会で「男性嫌悪」を示すジェスチャーとして受け止められ、批判が相次いだためである。

問題となったのは、女性モデルが顎の下に手を添えた姿勢における人差し指と親指の形だ。この指の形は、韓国では「メガリアンハンド」と呼ばれ、急進的フェミニスト団体に由来するジェスチャーとして広く認識されている。男性に対する否定的な意思表示として機能しているとの見方があり、過去にも企業広告やブランドのデザインが同様の指摘を受けて修正・撤回された事例がある。

韓国では近年、ジェンダーをめぐる議論が社会全体で活発化しており、表現や視覚的要素に対する文化的な敏感さが高まっている。とりわけ軍の採用ポスターは広く国民の目に触れる公的な素材であるため、制作段階での文化的背景の確認がより慎重に求められる状況にあるといえる。

今回の撤去は、ポスター制作の過程でこうした文化的配慮が十分に行き届いていなかったことを示す結果となった。社会の価値観が変化するなかで、公的機関の広報物における表現上の課題が改めて顕在化した事例として注目される。