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香港、成人の5人に1人が孤独感 家族福祉協会の調査で判明

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香港で孤独感を抱える人が広がっている。香港家族福祉協会(Hong Kong Family Welfare Society)の調査により、成人の約5人に1人が孤独を感じ、およそ52万人が自己隔離の状態にあることが明らかになった。家族や友人のほか、AIチャットボットにも悩みを打ち明けられずにいる人が少なくないという。

同協会が1月から2月にかけて実施した調査は、18歳以上の香港在住者2,112人を対象とし、無作為抽出で行われた。集計結果は、社会的孤立が想定以上に深刻な水準にあることを示唆している。

併せて公表された「家族幸福度指数」は6.09で、前年の6.06からわずかに上昇したものの、改善幅は限定的にとどまった。家族関係が一定の支え機能を果たしている一方で、身近な人間関係においても悩みを打ち明けにくい状況が浮かび上がった。

調査結果は、香港社会が直面する精神保健上の課題と、社会的つながりの希薄化について、関係機関や地域社会が改めて向き合う必要性を示している。孤独感の背景にある要因の検討と、相談体制を含む対応策の整備が急務とみられる。