BREAKING

香港でガイドドッグの供給拡大へ、新たな交配プログラムが始動

元記事公開:

香港でガイドドッグ(盲導犬)の慢性的な供給不足を解消するため、新たな繁殖プログラムが始動した。

香港盲人用ガイドドッグサービス(Hong Kong Seeing Eye Dog Services)は、ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバーを交配した「ゴールドドール」と呼ばれる混血種の繁殖を初めて実施する。同団体にとって異例の取り組みであり、増加するガイドドッグへの需要に応えることが狙いとなる。

同団体の事業責任者であるジャスミン・タン・ヤウシューン(Jasmine Tang Yau-sheung)氏は、現地メディアの取材に対し、現在ガイドドッグの申請者のうち即座に配置が可能なのは全体の約10%に過ぎないと説明した。需要に対して供給が大幅に不足している状況が続いており、今回の交配プログラムはこうした課題への直接的な対応策として位置づけられている。

タン氏は、新たに誕生する仔犬によって供給不足が完全に解消されるわけではないと慎重な見方も示している。一方で、ラブラドールとゴールデン・レトリバーはいずれもガイドドッグとして適した気質を備えているとされており、両犬種の長所を併せ持つ個体の育成に期待が寄せられている。

同団体は、視覚障害を持つ方々の生活の質の向上に向けて、供給体制の強化を進めていく方針だ。