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香港の不動産市場で、新築マンションの販売が好調に推移している。民間住宅の竣工数が2026年から翌年にかけて減少する見通しとなっており、供給逼迫への警戒感が購入希望者の動きを後押ししているとみられる。
複数の開発業者が約300戸の新規物件を市場に投入しており、旺盛な需要に応える動きが広がっている。恒基兆業地産(Henderson Land Development)、恒隆地產(Hysan Development)、Empire Groupが共同開発する紅磡(ハンホム)地区の「One Victoria Cove Phase I」では、全218戸のうち138戸が午後3時の時点で売却済みとなった。また、新世界発展(New World Development)が手がける沙田(シャーティン)の「Pavilia Farm III」など、複数のプロジェクトでも堅調な販売が確認されている。
背景には、香港における住宅供給の構造的な縮小傾向がある。竣工数の減少が続く見通しの中、需要と供給の不均衡が拡大すれば、新築物件の価格に上昇圧力がかかる可能性も指摘されている。
今後は、開発業者がどのようなペースで新規プロジェクトを市場に投入するか、また購入希望者の需要がどの程度持続するかが焦点となる。供給制約下での価格形成と販売戦略の推移が引き続き注目される。