BREAKING

香港タイポー火災事故 消防局長が部門間の通信改善の必要性を認める

元記事公開:

香港のタイポー(大埔)地区にあるワン・フック・コート(Wang Fuk Court)で昨年発生した火災事故をめぐり、消防局長アンディ・ヤン(Andy Yeung Yan-kin)氏が公開審問に出席し、建築当局との通信改善が必要であるとの認識を示した。この火災では168人が犠牲となっている。

独立委員会の調査によると、改装工事中に潜在的な安全違反があったにもかかわらず、消防職員が適切な対応措置を講じていなかった可能性が指摘されている。ヤン局長は金曜日の審問において、部門間のコミュニケーション向上が重要であると認め、今後の体制改善に取り組む姿勢を表明した。

一方で、ヤン局長は改装プロジェクトの監督について、消防局と建築当局の間には明確な業務分担が存在していたとも主張しており、消防局の対応が不十分だったとする指摘には反論する立場をとっている。

火災後の検証を通じて、複数の政府部門間における情報共有の不足が安全管理上の重大な課題として浮き彫りとなった。香港当局は公開審問の結果を踏まえ、各部門の連携強化や情報共有の仕組みの見直しを検討している。今回の事故を教訓に、建築物の安全監視体制についても抜本的な改革が進められる見通しである。