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香港に本社を置くトイザラス・アジア(Toys ‘R’ Us Asia)が、小型店舗と体験重視の新たな営業形態へと戦略を転換している。同社のレオ・ツォイ(Leo Tsoi)最高経営責任者によると、香港での店舗数は2026年末までに20店舗に達する見込みで、2025年比で約40%の増加となる。
香港の小売業界が急速に変化するなか、同社はより柔軟な店舗展開を目指している。従来の大型売場中心の形式から、顧客が商品を手に取って試せる体験型フォーマットへと転換することで、変化する市場ニーズへの対応を図る方針とみられる。
こうした戦略転換の背景には、「キダルト」(kidult)と呼ばれる大人の顧客層の存在がある。玩具やコレクティブルの購買層として成人層が成長しており、従来の子ども向け市場にとどまらない需要の広がりが確認されている。
小型化と体験重視のアプローチにより、限られた商業施設のスペースを効率的に活用しながら、若い世代や成人層を含む多様な消費者層へのアピールを強化できると考えられる。香港市場での構造的な変化に対応しつつ、新たな成長領域を開拓する動きとして注目される。