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香港・大埔(タイポー)地区の集合住宅「王福閣(Wang Fuk Court)」で発生した大規模火災から2日目となる木曜日、被災住民が焼損した住宅内の金庫から現金を発見する事例が相次いだ。
発見された現金は約10万香港ドル(約1万2,800米ドル)相当で、紙幣は火災の熱により焼け焦げた状態だった。金庫の中に遺産として大切に保管されていたものとみられる。火災は計7棟の建物に深刻な被害をもたらしており、住民らが復旧作業のため現場へ戻り始めたこの日、複数の住民から同様の報告が寄せられた。
壊滅的な被害を受けた住宅の中から貴重品が見つかったことは、被災住民にとってわずかながらも希望の光となっている。現在も家族にとって大切な品々の捜索・回収作業が続けられている。
また、地元のトランクルーム・貯蔵サービスを手がける複数の企業が、被災住民に対して保管スペースを無料で提供する意向を表明した。住宅に大きな損害を受けた住民にとって、荷物の一時保管先の確保は復旧過程で切実な課題であり、こうした企業の支援は地域社会の連帯を示すものといえる。
被災地では引き続き復旧作業が進められており、住民の生活再建に向けた取り組みが本格化している。