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香港・西九龍裁判所は、立法会(Legco)選挙への投票ボイコットを呼びかけるソーシャルメディア投稿を共有したとして、警備員のウォン・ワー・クォン氏(63)に禁錮2か月の判決を言い渡した。ウォン氏は選挙ボイコット扇動の罪について有罪を認めていた。
問題となったのは、海外に亡命中の活動家アラン・ケウン・カー・ワイ氏が10月15日にフェイスブックへ投稿した内容で、昨年12月の立法会選挙で投票しないよう香港市民に呼びかけるものだった。ウォン氏はこの投稿を自身のSNSで共有しており、裁判所はこれを扇動行為への加担と認定した。
昨年12月の立法会選挙は、中国が2021年に導入した選挙制度改革のもとで実施された2度目の選挙にあたる。同改革では立候補者の資格審査が強化され、「愛国者による統治」の原則が打ち出された。改革以降、選挙への参加や政治的表現の自由をめぐる議論が香港内外で続いている。
今回の判決は、選挙制度改革後の香港における政治的言論と司法の対応を示す事例として注目される。