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駐日中国大使館で相次ぐ脅迫事案
駐日中国大使館の臨時責任者であるシ・ヨン(Shi Yong)氏は、過去1カ月の間に同大使館を対象とした複数の事案が確認されたと説明した。テロを示唆する脅迫状の送付や大使館施設への侵入、爆破予告などが含まれるとしており、中国側はこれらを「極めて悪質」かつ「重大な侵害」と位置づけ、日本側に厳重な抗議を行っているとみられる。
公表された経緯によると、3月5日には、元警察官や自衛隊退役者から成ると称する団体名で脅迫状が送付された。加えて、施設への不審な侵入事案や爆発物に関する脅迫も報告されており、短期間に複数の案件が重なっている状況が浮かび上がる。大使館は既に所轄の警察当局に通報し、捜査を要請していると説明している。
一方で、脅迫状の具体的な文面や差出人の特定状況、侵入事案の詳細については、現時点で公表されていない。捜査への影響を避けるため、情報開示が限定的になっている可能性もある。
中国側は一連の事案を外交施設に対する看過できない行為として重く受け止めており、日本政府に対し、事件の早期解明と警備体制の強化、再発防止策の徹底を求めているとされる。外交施設の安全確保は受け入れ国の責務とされており、今後の日本側の対応が注目される。編集部は続報があり次第、改めて伝える。