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シンガポールの商業不動産大手キャピタランド・インテグレーテッド・コマーシャル・トラスト(CICT)は、同国の主要商業施設「プラザシンガプーラ」と「ザ・アトリウム@オーチャード」について、総事業費1億6000万シンガポールドル(約180億円相当)規模の大規模改装計画を発表しました。
改装の概要
発表された計画によると、両施設には「フローティングガーデン(浮遊庭園)」をはじめとする新たな設計要素が導入される予定です。従来の物販を中心とした施設構成から、来店客がより豊かな体験を得られる空間づくりへと方向転換を図る狙いがあるとみられます。娯楽や交流の場としての機能を強化し、商業施設そのものの訪問価値を高める構想です。
背景にある商業施設の変化
アジア太平洋地域では、EC(電子商取引)の普及やライフスタイルの多様化を受け、商業施設が「買い物の場」から「過ごす場」へと役割を変えつつあります。シンガポールにおいても同様の傾向が顕著であり、大手デベロッパー各社が体験型コンテンツの充実や施設環境の刷新に取り組んでいます。
CICTは今回の改装を通じて、既存顧客の利便性向上と新規顧客層の獲得の両立を目指しているとみられます。なお、具体的な工事スケジュールや完了予定時期については、発表時点では明らかにされていません。
今後の続報が入り次第、改めてお伝えいたします。