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広東省政府は、香港が推進する北部メトロポリス計画に「積極的に協調」する方針を明らかにした。同省の第15次5カ年計画(2026〜2030年)の重点開発戦略として正式に位置づけられたもので、両地域のより緊密な協力体制が構築される見通しとなっている。
広東省が発表した発展計画では「広東・香港・マカオ大湾区」という表現が57回にわたって使用されており、同地域の発展を最重要課題の一つとして扱っていることがうかがえる。北部メトロポリス計画は香港政府が掲げる大規模開発プロジェクトであり、広東省がこれを自らの施策に組み込んだことで、地域全体の経済的一体化が一層加速するものとみられる。
大湾区は広州や深圳、香港、マカオなどを含む中国有数の経済圏である。広東省と香港の連携強化は、都市間の経済格差の縮小や人員・物資の流動性向上につながると期待されている。とりわけ北部メトロポリス計画は香港北部の開発を目的としており、広東省との境界地域における相乗効果が注目されるところである。
今回の計画では、具体的な協力内容や投資規模は明記されていない。しかし、広東省が北部メトロポリス構想を自らの重点施策として取り込んだこと自体が、両地域の関係深化を象徴する動きといえる。中央政府が推進する地域統合戦略の一環として、大湾区の一体的発展が今後さらに進むか注視される。