スウェーデンを拠点とするプライベートエクイティ・ファームのEQTが、日本の大手オンライン価格比較サイト「カカクコム」の買収を検討していることが明らかになりました。この報道を受け、カカクコムの株価は24%上昇しています。
カカクコムは、家電製品の価格比較機能をはじめ、クレジットカードや保険商品といった金融商品の紹介も手がける日本を代表するオンラインプラットフォームです。インターネット黎明期からサービスを提供してきた同社は、消費者の価格比較需要の受け皿として広く定着しており、多数の企業との提携ネットワークを築いています。
プライベートエクイティによる日本企業への買収案件は、近年増加傾向にあります。グローバル資本がアジア有数の経済規模を持つ日本市場の優良企業に着目し、買収を通じた事業拡大や経営改善を目指す動きが活発化しています。今回のEQTによる関心表明は、カカクコムが保有する事業基盤と成長性に対する高い評価を示すものと捉えられています。
株式市場はこの買収報道を好感し、カカクコムの株価は大きく値上がりしました。投資家がEQTによる買収の実現可能性を織り込み、買収成立時のプレミアムを期待している動きと考えられます。実際に買収が成立するかどうかは、今後の両社間の交渉の進展次第となる見通しです。